「猿も木から落ちる」は本当だった
例えば、どんな仕事でも90%の確率で成功させる人がいるとします
この人が10の仕事を1つも失敗することなく連続で成功させる確率はどのくらいでしょうか?
成功確率90%(0.9)の仕事を10回連続で成功させる確率は、0.9を10回かけた約0.35
つまり35%しかありません
つまり、1回以上失敗する確率が65%もあるということです
さらに、この人が40回連続で成功させる確率はたったの1%です
成功確率90%の仕事でも、40回実施すれば99%の確率で1回以上失敗します
2度あることは3度ある
「二度あることは三度ある」という言葉は文字通り2度起こったことはもう1度起こることが多い、という意味合いで使われています
これを確率的に検証します
単純化するために、1枚のコインを5回トスするときの表裏の出かたで考えてみます
一枚のコインを5回連続で投げたときの出かたは32通りあります
そのうち、表と裏が交互に出るのは、2通り(6.25%)しかありません
5回とも全てが表または裏になる確率も同様です
一方、表か裏が連続で3回以上出る場合は、半分の16通り(50%)もあります
つまり確率2分の1の出来事は、交互に起こるよりも、連続3回以上起こる方がはるかに多いということがわかります
あきらめなければ夢は叶う?
今回は野球を例にして紹介します
例えば3割バッターが1試合に4回打席に立つとすれば、ヒットを1本打つ確率は76%あります
1-0.7×0.7×0.7×0.7=0.76(76%)
5回打席に立てばその確率は83%になります
これは成功確率が30%のことでも、5回トライすれば83%の確率で成功するということです
これを見てわかるように、1度や2度失敗したからといって諦めてはいけません。
最低でも5回くらいはチャレンジしてみることが重要です
たとえ成功確率が1%しかないことでも、450回実施すれば成功確率はなんと99%になります
諦めた時点で、成功確率は0になります
諦めない限り成功確率は少しずつ増加していきます
今日は以上です
動画も作ったのでもし良かったら見てください
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